タイトルが思いつきません。

出産、育児、保活の備忘録として始めてみましたが、2021年から乳がん闘病記に。

自分の思うこと(うつ病、ひきこもり、自己肯定感など)

保活の記録にするつもりで始めたブログですが、思ったより継続できています(笑)

思い切って、自分の感じたことなども書いてみようかと思います。

 

最近、長谷川豊さんのブログが一連の話題になっておりました。

他の方の指摘にもありましたが、私が一番驚いたのは「自分があちら側(この場合は透析患者さん)に立つこと」を想定していないことです。

これは他の病気や、失職等にも言えることですが、、一番身近なのはうつ病についてです。

私は今のところうつ病になったことはありませんが、いつでも他人事ではないと感じています。

学生時代の友人、同じ会社の先輩・同僚・後輩、何人の人がなったか。

学生時代の友人に関しては、職種もIT・金融・福祉関係など様々でした。

また、産後うつになった同僚も、上司の親御さんで70代でうつ病になった方もいました。

真面目すぎる、責任感が強すぎる、確かにそういう傾向はあるのかもしれないけど、どう考えても他人事ではないです。

特に同じ会社の同僚などは、たまたま当たった上司に恵まれていただけで、私がそうなっていたかもしれないと思うことが多いです。

 

半年だけ一緒に働いていた後輩(女性)の話ですが、半年ぶりに会ったらすっかりやつれて疲れ切っていました。

とても元気で明るい女性(あと可愛い)だったので、何があったのか尋ねると、上司との関係・ハードワークが原因とのことでした。

その部署の上司はとても面倒なタイプの人と分かっていたので(嫌な根回しとか、上司に取り入るのが得意)、別の部署の私がしゃしゃり出ていいものか、悩みましたが、身近な人が休職間近(に見えた)なのに、何もしなかったら後悔すると思い、思い切って「私が上司に掛け合ってみる」と言ってみました。

「言っても無駄です」と言われましたが、「じゃあ隣のラインの上司を呼び出して、そっちに相談しよう」「総務担当の管理職に声かける」「あからさまにならないように、うちの課で打ち合わせすればいい」と続けてみました。

これが脅し?になってしまったのかもしれませんが、結果的に後輩自身が直属の上司に直訴して、次の異動時期に上司・後輩ともに異動できました。

結局私は何もしてないんですが(数回ランチしただけ)、自分より明らかに有能な後輩が追い詰められるのを見ても、まったく他人事じゃないと改めて思います。

もし仕事について他人事だと思えたとしても(私は思えないけど)、恋愛、結婚生活、出産・育児、介護、退職後の生活、配偶者との死別など、人生の転機って誰にでもあるのに、どこでもつまづかない、落ち込まない自信がどうして持てるの。

 

ちょっと話が変わりますが、仕事の関係で、不登校やひきこもりの人の相談に関係していたことがありました。(詳細は書けませんが・・・)

社会への復帰のステップとして、色々な人に協力のお願いに伺う機会がありました。

ひきこもりの人というと、50代以上の方は「学生時代から不登校の人」をイメージする人が多かったように思います。

でも、実際は働いた経験のある人(アルバイト含む)の方が多いです。

働いて、職場の人間関係がうまくいかなかったり、就職が決まらなかったり、うつ病になって退職された人が多く、各地域で社会福祉法人NPOが相談業務を行っています。

この中で、子どもがひきこもりである保護者向けの相談というのがあり、今後も覚えておきたい内容だと思いましたので、それだけ書いておきたいと思います。

  • 不登校、ひきこもりともに、このままで良いと思っている子どもはいない。
  • 子ども自身もどうしたらいいのか分からないので、どうするつもりなの?と聞いても返答のしようがない。
  • 親が第3者的立場になってはダメ(カウンセラーのような)。
  • 責めるのではなく、心配していることを伝える。
  • 部屋から出てくる場合は、まず家事を手伝ってもらう。役割を与えて、感謝の意を伝える。
  • 世間話ができるようになったら、一緒に将来のことを考える。
  • 親だけで悩みを抱えず、第3者機関の力を借りる。本人を無理やり連れていくのはNG。
  • 子どもが心の拠り所にしているもの(例えばパソコン、ゲーム機など)を、突然処分したりするのは逆効果。心の拠り所を絶つことになるため。

今は別の仕事をしているので、情報が古かったら申し訳ありません。また、色々な考え方があるので、上記が絶対正しいと主張しているわけではありません。

 

以上の話は、まもなく出産・育児を始めるにあたって、何かを学んだような気もしていて・・・

伝え方は色々あると思いますが、子どもが何かにつまづいた時に親ができることは、

  • あなたのことを大切に思っている、だから心配している。
  • どうしていいのか分からないなら、一緒に考えたい。
  • (特に小学生~高校生へ)今生きている世界がすべてじゃない。

ということを伝えることなんじゃないかな。などと思ったりします。

あと、子どもを授かって元気で生まれてくるのって、本当に当たり前じゃないし(死産の経験で本当にそう思いました)、せっかく授かって生まれてくるんだから、良い意味での自己肯定感を持ってほしいので、

  • 生きてるだけであなたは素晴らしい
  • うちの子、最高

って伝えたいけど、変なプライドマンにならずに上手く伝える方法ってあるのかな・・・。

欧米の家庭みたいに「うちの子って最高なのよ!」とか言ったら、周りの人に引かれちゃうし(^^;

でも「うちの子って全然ダメなのよ」って言いたくない(謙遜であっても、自分が言われてショックだった・・・これ、覚えてるもんですよ(-_-;;)。

自己肯定感を持ちつつ、他人を尊重できるようになってほしい。難しいな。

いや、とりあえず健康であれば、御の字ですかね!